主菜
更新日 2025/6/12
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。
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玉ねぎは縦に薄切りにする。大根は皮をむいてすりおろし、かるく水けをきる。しし唐辛子は破裂しないよう、親指で縦に切り目を入れる。豚肉は大きければ一口大に切り、ボールに入れて、酒、しょうゆ各小さじ1を加えてもむ。
豚肉に玉ねぎを加えてかるく混ぜ、小麦粉大さじ1を加えてさっくりと混ぜ合わせる。別のボールに冷水1/4カップを入れ、小麦粉1/3カップを万能こし器を通してふるい入れる。菜箸でさっと混ぜてから豚肉と玉ねぎのボールに加え、全体にからめるようにして混ぜる。
フライパンに揚げ油を高さ3cmほど入れて中温(※)に熱し、【2】のたねを手でつまみながら入れる。2~3分揚げて裏返し、さらに1分ほど揚げて油をきる。続けてしし唐辛子を入れ、色が鮮やかになったら油をきり、塩少々をふる。ともに器に盛って大根おろしを添え、大根おろしにしょうゆ適宜をかける。
☆ポイント
たねは片手でかるくつかめる程度の量をとり、揚げ時間に差が出ないよう、次々と手早く入れていきます。
※中温(170~180℃)
菜箸の先から、すぐに細かい泡がシュワシュワッと出はじめる状態。
初出 Cooking 2008年12月号
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。