
虫捕りに夢中になってうっかり転んで手足をすりむいてしまうなど、こどもにとってちょっとしたケガは日常茶飯事。そんなとき、傷を早くきれいに治せるのが「モイストヒーリング」による手当てです。その正しいケア法について、謎のお助け集団〈傷ケア救急隊〉といっしょに学んでいきましょう!


自然治癒力を最大限に生かす治療法
これまでの一般的な傷ケア法といえば、傷口を消毒して乾燥させ、かさぶたをつくって治す「ドライヒーリング」でした。一方、傷口から出る体液(浸出液)を乾かさずに治すのが「モイストヒーリング(湿潤療法)」。体液に含まれる傷を治す成分の働きと、湿った環境のおかげで、傷口の細胞が自由活発に働くことができます。
モイストヒーリング処方のばんそうこうを使えば、その最適な環境が保たれて、新しい皮膚がスムーズに再生。傷あとも残りにくく、乾燥による痛みも軽減できます。
また、消毒液はなるべく使わないことが大切。消毒液は傷口を刺激し、かえって傷を治りにくくさせるおそれがあります。とはいえ、傷口に汚れが残ったまま密閉してしまうと、傷が悪化してしまうこともあるので、ばんそうこうを貼る前に、水道水でしっかり洗い流すことを忘れないようにしましょう。
-
モイストヒーリング
体液が充分保たれ、傷を修復する細胞が活発に働ける状態。傷口をモイストヒーリング処方のばんそうこうで密閉することで、乾燥を防いで傷が早く治る。
-
ドライヒーリング
かさぶたの下には体液がわずかな量しかないため、細胞が動きづらく傷を充分に修復できない状態。乾燥による痛みを感じやすく、深い傷の場合は傷あとが残ることも。

-
傷を早くきれいに治す「モイストパッド」
傷口にしっかり密着。体液を吸収・保持して、白くふくらみ、傷にとって最適な環境をつくります。
-
肌の動きにフィットする柔らか素材
傷をおおうパッド以外は、通気性がよい高密度ウレタン不織布。全方向に伸縮し、指の関節にもぴったりフィットします。はがれにくく、肌にやさしい低刺激性粘着剤を使用。
-
サイズと形状が豊富!
小さな傷から大きな傷まで、指やひざ、かかとなど、部位に合ったサイズと形状、全7種類を用意しています。
-
透明フィルムの防水タイプも
薄さ0.03㎜の透明な防水フィルムが、水をシャットアウト。目立たず、自然な貼りごこちも◎。プール、川、海など水遊びシーンでも大活躍。

防水タイプ
●商品の価格は、消費税込みの価格です。改訂される場合もありますので、ご了承ください。
管理医療機器 家庭用創傷パッド
※3歳未満の乳幼児の皮膚はとてもデリケートなので使用しないでください。出血が多いケガの場合は、病院を受診してください。
※パッケージは変更になる可能性があります。
TM:trademark
協力/ニチバン株式会社
お客様相談室 ☎0120-377-218