副菜
更新日 2025/6/4
武蔵 裕子
料理家
両親と双子の息子の3世代の食卓を長年切り盛りしてきた経験から、合理的で健康的、時短、簡単でありながらおいしい料理を提案。15年以上にわたり、魚焼きグリルの調理の幅広さに注目し研究を重ねてきた。
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さばは、場所によって厚いところと薄いところがあるので、身の厚い部分の皮目に、交差するように浅い切り込みを2本入れて。こうすることで火の通りがよくなり、味もよくしみ込むようになります。また、加熱しても皮が破れにくくなるので、仕上がりもきれいに。
さばは上記を参照して切り目を入れる。皮目を上にしてバットに並べ、塩小さじ1/4をふり、3分ほどおく。きゅうりは薄い小口切りにする。ボールに水1カップと塩小さじ1を入れて混ぜ、きゅうりを入れて5分ほど浸す。しんなりとしたら、さっと洗ってざるに上げ、水けをよく絞る。
グリルを強火で2分ほど予熱する。さばの水けをペーパータオルで拭き、皮目を下にしてグリルの網に並べる。8~9分焼いて裏返し、さらに3分ほど焼く(両面焼きの場合は予熱をせず、皮目を上にして網に並べ、途中裏返さずに8~9分焼く)。皮目がこんがりとしたら、取り出して粗熱を取り、骨を取り除きながら粗くほぐす。
耐熱のボールにみりん大さじ1を入れ、ラップをかけずに電子レンジで20秒加熱する。砂糖小さじ1を加えて溶かし、粗熱を取って、酢大さじ1と1/2、しょうゆ小さじ1、塩少々を加え、よく混ぜる。食べる直前にさばときゅうりを加えてさっとあえ、器に盛ってしょうがをのせる。
初出 オレンジページ 2010年10月号
武蔵 裕子
料理家
両親と双子の息子の3世代の食卓を長年切り盛りしてきた経験から、合理的で健康的、時短、簡単でありながらおいしい料理を提案。15年以上にわたり、魚焼きグリルの調理の幅広さに注目し研究を重ねてきた。