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【高血圧予防】血圧の測り方、間違ってない?医師に聞く毎日の正しい「ちょい測り」とは

血圧は日々変動するもの。病院で測った数値だけでは、自分の本当の状態はわかりません。

だからこそ、自宅で毎日、同じ条件で測ることが大切です。

そこで、正しい測り方について、医学博士の久代登志男先生に教えていただきました。

家庭での血圧管理に、ぜひお役立てください。

家庭での血圧の測り方

測る時は、背もたれに背中をつけ、手のひらを上に向けて力を抜く。
※血圧計は、上腕で測るタイプがおすすめ(最も正確)

POINT

●起床後1時間以内、朝食前 
●トイレは済ませてから 
●1~2分安静にしてから測る 
●両足を床につける(脚を組まない) 
●1分ほど間をおいて、2回測る

カフ(腕帯)の正しい巻き方

腕に装着するカフのマークを脈に触れるところに合わせ、ピタリと巻く。指が1本かろうじて入るくらいのきつさで。

【NG】こんなときに血圧を測ってはダメ!

血圧は穏やかな状態で測ることが大切。たとえば夫婦ゲンカのあとは厳禁。急上昇して200mmHgを超えることも。ストレスがたまってイライラしているときも避けましょう。寒い部屋もNGです。

正しいタイミングと方法で測れば、数値の変化にも早く気づけます。
自分の体と向き合うきっかけに、無理のない範囲で始めてみてくださいね。

オレンジページ『おとなの健康レシピ』高血圧の献立より)

監修/久代登志男 イラスト/ナカオテッペイ 文/池田なるみ