
ドイツの薬局

ドイツに住み始め驚いたことの一つ。
それは『薬局の数』 2軒隣り合わせで、
向かいにも1軒、そんな通りもある。
一体、どうやって顧客獲得しているのだろう?↑ 数年後、薬局を経営する友人が出来、
思った通り生き残りは容易で無いことを知った。
彼らと一緒に出かける度、道ゆけば人々と
挨拶を交わし、足を止めて耳を貸す。
町内のレストラン内ではプライベートも
あったもんじゃない。そこは健康相談所と化す。
携帯電話でも対応。
夫夫である、彼のパートナーの細やかな
気遣いにも頭が下がる。
医者から処方された薬の在庫が店頭に無い場合、
その晩には車で配達するというサービスも重要ですが、
見ていて感じるのは、薬剤師の人柄、社交性。
若かりし頃のアランドロンを彷彿とさせる
顔見たさに店へ行く人も居るのかな? ?
インターネットの普及により第2類医薬品を
ネットで少しでも安く購入する世代に、
10年後を案ずる友人。↑リューネブルグ市内で見かけた薬局
↑ヴィスマル市内の薬局
週1〜2回、薬の配達バイトを始め、
はやくも1年が経つ大学生の長男。
届け先の独居老人宅で助けを求められ、
ちょっとした手伝い、または話に付き合ったり。
薬を届け、彼は顧客とのふれあいという
『おくすり』によって、
コミュニケーション能力が幾分か
高まったようです。?