
20年ぶりに地元の商店街に行ったらお宝発見した話

先日、3ヶ月振りに帰省しました。スパン短。
前回の帰省はチャゲアスのASKAのコンサートで、今回は米米CLUBのコンサートが目的でした。
しかし、公演直前で中止となり、楽しいはずの旅行が一転、何の用事もないただの帰省になってしまいました。
私の地元はとにかく田舎で、かろうじて駅前にマクドナルドがある程度。いえ、マクドナルドしかありません。海と山に囲まれた、何もない土地です。
☝海側は工場地帯になっている
☝山側は特に何もない
話は変わりますが、世の中にはいろいろな「マニア」がいます。最近は「推し活」や「沼」などと呼ばれているようですが、そのジャンルは多種多様。
レトロ好き界隈にもさまざまなマニアがおり、大衆食堂やレトロ自販機、廃墟や路地裏、B級スポットなどバラエティ豊か。
ちなみに私の推しは「純喫茶」「ビル」「商店街」。
今回の帰省中、せっかくなので小学校の通学路にあった商店街を散歩することにしました。
商店街といっても、多くのお店が立ち並ぶ、普通の商店街ではありません。
☝うわっ何もなっ
アーケードすらない商店街。あるお店には、消費税5%時代の立て看板が。
☝眉デザイン安っ
☝シャッターマニア垂涎物。しかし翌日取り壊された。
☝閉業時期不明の銭湯。薪で焚くタイプだったらしい。
何もない土地の何もなさに浸っていたところ、田舎によくある「体操服を買うためだけに行ったことがある服屋」を見つけ、あまりの懐かしさから入ってみることにしました。
私「すみませーん…」
ママ「あ、いらっしゃい…」
私「あ…おじゃまします…」
お客がいなさすぎて逆に気まずい空気を感じつつも、店内に視線を巡らせる私。そこで見つけたものに驚愕。
私「あーっ!これっ!くださいっ!」
☝見つけたものがこちら。レトロハンカチ!
☝花男はかわいいシール付き
☝懐かしの「こどちゃ」や~!
「こどものおもちゃ」に「花より男子」…!「ボスコアドベンチャー」は知らんけど(1986年放映だった)。
1枚220円、レアすぎる…!
ママ「もう仕入れてないから、それしかないけど…」
私「買います!!!」
テンションが上がりすぎてあれこれ選び始める私。
それが嬉しかったのか呆気にとられたのか、「古すぎて売り物にならないから、全部持って行って」とのこと。
それはさすがに申し訳なく、いやいや!とお金を出すも「いいのいいの!」と、手さげ袋までいただくことに。
ご厚意に甘えて3枚選び、何度もお礼を言ってお店を後にしました。
「何のために帰ったんか分からん」帰省が、超レアなお宝と、人のぬくもりをもらった、素敵な帰省になりました。次帰るときは、ママに何かお返ししないとな。
ハンカチ、大事に使います。