
ピカピカ?ドイツの一年生

クマ夫の幼馴染の奥さんから
ヘルプメッセージが届いた。
8月末に新一年生を迎える娘さんの
「Schultüte」作りに
四苦八苦していると言う。
あぁー懐かしい。
この「Schultüte=シュールトゥーテ」
直訳すると「学校袋」
小さな文具、玩具、お菓子などを詰めてもらった
この筒を抱きしめ
新一年生の子供達は学校へ向かいます。
コレは14年前の筒の中身。長男から次男へ
絵の贈り物。パンダの小さなヌイグルミ
そして数個の駄菓子他を詰めました。この習慣は19世紀ドイツ全域に広がったそうです。
筒の大きさはマチマチ。
出来合いを買う人も居れば、自分で作る人
ネットで凝った筒を注文する人と様々。当時イルカ好きだった次男坊。
画用紙一枚購入。後は古布を利用して作りました。筒は廃棄してしまったけれど、2匹の
フエルトイルカは今も子供部屋の入り口に
ぶら下っています。イルカの写真を撮っていると
「僕は作って貰えなかったから
幼稚園の先生が作ってバザーに出していた
レースカー柄の筒をお婆ちゃんに
買ってもらったんだょ。」不服そうな長男。
ごめんょ。引っ越しと重なって大変な時期だったの。
「大きいだけ良いじゃない?」
「僕なんてスーパーマーケットで
売られていた飾り気もない小さい筒に
お菓子1つしか入っていなかったんだ」
ちょっぴり悲しげなクマ夫。
意外と覚えておるな、お前達。
いつか、記念日に大きな筒を作って
プレゼントしてあげようかねっ。?
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ドイツでは州により、休みの時期が異なります。
バイエルンは7/31から9/11
NRWでは6/22 – 8/04
ヘッセンでは、7/24から9/01
ハンブルグは7/13-8/23
が今年の夏休み。
極端な交通渋滞や混雑を回避すべく
「休暇分散化」が古くから根付いている。
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ランドセルの話は、また次回。