
プラム食べたら秋も直ぐそこ

美味しい旬の食べ物が沢山ある日本。
いいなぁ。?
ここドイツで皆の話題に上がるような
食べ物って白アスパラガスがダントツで
他はというと苺、そしてプラムくらいでは?
7月の下旬から9月初旬まで
スーパーマーケットに置かれるようになる
このプラム=西洋スモモ
この時期になると
Pflaumenkuchen
Pflaumenプラムkuchenケーキあります!と
書かれた看板を置いている店も
チラホラ見られます。天板に敷き詰めた菓子パン生地の上に
種を取った2キロのプラムを乗っけ
クランブルやスライスアーモンド、
砂糖を振りかけたりして180°Cのオーブンで
35分焼き上げます。焼きたてに
タップリの生クリーム
というのが定番です。
このプラムケーキを食べると、じきに秋がやってくる。
陰鬱な長いドイツの冬を前にした
最後のビタミン補給という感じ。州によって異なりますが、8月も中旬に入ると
肌寒く、夜には一斉に秋虫が鳴き出し
日本の晩秋を想い出す。
「甘酸っぱいプラムケーキ」
ケーキを焼いた後は、まるで
血の海かのようなオーブン。下だけならず上にも横にも前にも
飛び散った果汁は真っ赤。掃除は面倒だけれど
美味しさには敵わない。?
今年は何回作れるだろう?