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幼い頃、時々父が仕事帰りに買ってきてくれた
ユーハイムのバウムクーヘン。

家が裕福だったわけでは決してありません。?
父の勤務先の隣ビルがユーハイムだったため、
破格値の切り落とし袋を見かけては

買ってきてくれたのを幼心にも覚えています。
美味しかったなぁ〜

ドイツ語のバウムは『木』クーヘンは『ケーキ』

手土産を探してデパ地下をウロウロしていると
ユーハイムの缶が目に飛び込んで来ました。
日本のデパ地下はパラダイス❤️

エンボス加工が施された缶のサイドに書かれた
ドイツ語 Teegebäck =Teeは御茶、gebäck=焼き菓子
御茶菓子の文字にも惹かれて購入。
缶の大きさは2種類

ドイツの友人にも贈るつもりで購入したのに
あげるのが惜しくなって封を開けてしまいました。

今から100年以上も前にドイツの租借地である
中国の青島市へ渡り、戦争により捕虜として
今度は日本へ連行されたカール氏。
その後も日本での生活を選び、神戸で生涯を閉じた。

インターネットも無ければ、電話すら厳しい時代
だったなら、私はドイツへ渡ったろうか?
考える間も無く答えは『ノー』だ。

『カール・ユーハイム』

彼を慕い週末はバウムクーヘンを焼こう。?
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ユーハイム→ https://www.juchheim.co.jp

Nä Ömi(ドイツ) ナ オミィ

オレペエディター

?みたいなドイツ人夫[クマ夫]と2人の大学生息子
との普通を絵に描いたようなドイツでの暮らし。
1日の大半は台所。 サワードウの匂い中毒。
少しでも添加物を控えられるよう心掛け、
臼で粗挽きした粉でパンとお菓子を
焼いています。畑仕事インテリア好きです。
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