
アドベントとクッキー[ドイツ]❷

ブログ アドベントとクッキー[ドイツ]❶の続きとなります。
懲りずにお付き合いください。??♀️
玄関チャイムに扉を開けると、お隣さんです。
クッキーを焼きたいけれど、手動ミートミンサーの
板を見失ったので貸して欲しいと言うではありませんか。
2割?いや3割、聞き取れなくても全て理解している
かのような演技が、板についている私のドイツ語。
しかし、クッキーと手動式のミートミンサーが、
どうにもこうにも結び付かず頭は大混乱。?
何を言っているのかサッパリ分からぬ私は、
エプロンを着たまま隣へ向かいました。
向かうもなにも5−6歩けば隣だ
台所の調理台が厚過ぎるため、リビングテーブルに
挟まれていたのは『Fleischwolf』
Fleisch(肉)wolf(オオカミ)と呼ばれる
祖母の代からのミートミンサー。

何のことはない、引き出しの手前に入っていた
クッキー用のアルミ板を取り付け、私はカメラを
取りに一旦家へ戻ったら、さぁ御披露目です。


諸説あるけれど、オオカミの肉を食いちぎる様子を
想像させる事からドイツではミートミンサーが
『Fleischwolf』Fleisch(肉)wolf(オオカミ)と
呼ばれるようになったとか。 ?

送ってくれた出来上がりの画像がコチラ。↑
そう‼️ コレぞ義母のクッキーです。
伝統を重んじるお隣さんは、この絞り出しクッキーの他に
もう2種類、計3種を毎年焼いています。
そして、義母のクッキーが美味しくなかったのは、
金の延べ棒のような2キロもあるマーガリン?を
使っていたからだったのでした。?