
白玉粉で作るから手軽『いちご大福』レシピ/断面がきれいに見える包み方のコツも

春の訪れを感じさせる、甘酸っぱい〈いちご〉。
上品な甘さのあんこと、もちっと柔らかい生地で包めば、ぜいたく感あふれる『いちご大福』のでき上がり!
美しいコントラストの断面に、きゅんと胸が高鳴ります。
『いちご大福』のレシピ

材料(4個分)
いちご……4個
市販の粒あん……160~200g
〈生地〉
白玉粉……100g
てんさい糖……20g
水……120ml
片栗粉……適宜
下準備

・いちごはへたを切り、粒あんは1/4量ずつ丸める。手のひらにラップを広げ、粒あん1つを10cm大の円形に広げる。中心にいちご1個をのせて包み、へたのほうを下にして置く。残りも同様にする。
・バットに片栗粉を入れる。
作り方
(1)生地を蒸す

耐熱のボールに生地の材料を入れて、ゴムべらでだまがなくなるまで混ぜる。せいろ(または蒸し器※)にボールごと入れてふたをし、蒸気の上がった鍋にのせて10分ほど蒸す。
※蒸し器の場合は、水滴が落ちないよう、ふたを乾いたふきんで包む。
(2)ついて弾力を出す

ふきんなどを使い、やけどに気をつけてボールを取り出す。すりこ木を水でぬらしながら、生地をつく。底からすくって上下が返る程度まで弾力が出たら、再びせいろに入れてふっくらとするまで10分ほど蒸す。
(3)生地を切り分ける

下準備したバットに、ゴムべらを水でぬらしながら(2)を入れる。バットの片栗粉を全体にふりかけながら厚さを均一に広げる。粗熱が取れたら、4等分にする。
(4)包む

生地1切れを手のひらにのせ、中央に厚みが残るよう、縁をつまんで円形に広げる。下準備したいちごあんこ1個を、へたのほうが上にくるようにのせる。

上下を返し、生地の厚い部分を少しずつ下にのばす。あんこを押し込みながら包み、へた側で口を閉じる。形を整えてバットの片栗粉をまぶし、閉じ目を下にして置く。残りも同様に包む。

白く、ころんとまあるいフォルムは、いつまでも見ていられるほど魅力的!
もちもちの生地にかぶりつけば、いちごのジューシーな果汁が口の中に広がってうっとりしちゃいます。
温かいお茶といっしょにどうぞ♪
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料理/今井ようこ 撮影/邑口京一郎 スタイリング/駒井京子 文/編集部・伊藤