
乳酸発酵した酸っぱいキャベツ

『ザワークラウト』
一度は耳にしたことがあるでしょうか?
日本では見かけぬ、
ボーリングの玉のように重くてカチカチ、
ツルツルしたWeißkohl ヴァイスコール。
(Weiß→白)(Kohl→キャベツ)
とても酸っぱい、市販のザワークラウトは、
この(カチカチ)キャベツで作られる。
芯をくり抜いた丸ごとキャベツ、
或いは千切りしたものを容器に入れ、
塩を振ってジックリ乳酸発酵させたもの。
写真のように赤いRotkohlロートコール
(Rot→赤)(Kohl→キャベツ)も同じくカッチカチ。コロナ前には1キロ70セント程度だったのに
今では倍額。☹️固くて中はビッシリと隙間がなく、
包丁を入れるにも力ずく。
これを切ってフライパンで焼いたとて
食べられたもんじゃない。
Krautsalat(クラウトサラダ)は
乳酸発酵を待たずに塩を振った後、
しばらく置いてから水気を絞り、
油、砂糖、塩胡椒で味付けたもの。
カチカチキャベツ以外のキャベツでも作られる。
*コレは常備菜として年間通して作り置きしています。
固いキャベツの水気を絞るのはコレ↓シンプルな道具ですが、大量の白菜や、大根、
胡瓜、カブにも大活躍。
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ちなみにこの尖ったキャベツは日本で食されている
柔らかなタイプ。歯応えの良いちりめんキャベツは
煮込み料理にピッタリ。
ひと昔は樽で発酵させていたザワークラウト。
缶詰、瓶詰めが多く店頭に並び、肉屋にも
置かれているので、今は購入しています。?
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??♀️次回は定番料理ザワークラウトと
塩漬けした豚肉の煮込みを紹介予定です。