


ジェンダーの理解を深めよう


舞台は1984年のイギリス。不景気にあえぐ炭鉱町に暮らす少年ビリーがバレエダンサーをめざすという物語。ボクシングを習わされていたビリーがバレエに魅了され、個人レッスンへ通うように。それを知ったビリーのお父さんは、「男がバレエをするなんてありえない!」と大反対するのです。しかしその後、お父さんはビリーの才能を確信し、一転、バレエ学校の試験を受けられるように奔走するところがまた感動!
そして話は現在へ。日本はジェンダーの意識の低さを国際的に指摘されています※。少し前の話になりますが、今年の箱根駅伝では、ある出場校の監督が選手たちを「男だろ!」「おまえ、男だ」と鼓舞する場面が放送。それに対して、ネットや新聞で賛否の声が上がりました。
今でも、ビリーのように性差に悩む人は多いのかも。「リトル・ダンサー」は、ジェンダーの理解を深めるのにおすすめ。ぜひご覧ください!
DVD「リトル・ダンサー」1650円(KADOKAWA)。Amazonプライムビデオでも閲覧可能。
※「世界経済フォーラム」が発表した男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数2021では、日本は156カ国中120位という低さ。
取材協力/冨田直子(ウィルウィンド) 文/編集部ハッチ
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https://www.un.org/sustainabledevelopment/
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あるゴールをめざすときには、別のゴールに反する場合がありますが、まずは一歩を踏み出すことを優先事項と考えます。

