
地元民があえて巡る姫路観光・B面【おすすめの旅先】

世界遺産「姫路城」がある人気の観光地・姫路。
兵庫県で2番目に人口が多い市・姫路。
新幹線のぞみも止まる交通アクセスの良い街・姫路。
しかし、地元民は言う。
「姫路に来ても城しか見るとこないで」と……。
2024年1月某日。地元民の私が初めて夫を連れて帰省したため、姫路の魅力を爆推しすべく、観光ガイドをつとめてきました。なんだかんだ楽しかったので、姫路の魅力をご紹介しようと思います。
しかし、これはネット最上部に出るような「姫路の人気観光スポット♪」ではなく、あくまでも「地元民」が「好き勝手」に巡った「姫路のB面」です。
姫路にお越しの際は、ぜひこのブログを参考にしたり、しなかったりしてみてください。
まずは姫路城にのぼろう
夫が姫路初上陸だったため、一応姫路城にのぼりました。(姫路から城を取ると何もないので)ただし今回の姫路観光はB面なので、A面の姫路城は割愛します!!
…さすがに申し訳ないので、地元民的ワンポイントアドバイスを置いておきます。ご参考までに。
移動手段・所要時間
姫路城を巡るのにかかる時間は、だいたい1時間〜1時間半。最近は観光客が増えているので、休日は2時間ほど見ておいた方が良いでしょう。
駅から城の入口まで徒歩約20分。しかしバスだと一駅3分。気候や体力などにあわせて、好きなルートを選んでみてくださいね。
☝メインストリート「大手前通り」。姫路駅を出ると目の前に城があるので迷わずに行けます(提供:姫路市)
登るときの注意点
姫路城にはいくつか罠があります。もしよければ参考にしてみてください。
①城の中はあんがい寒い
中に入るときは靴を脱ぐため、靴下必須です。靴下を履いていないと、冬場は寒すぎ・夏場は足裏がベタベタします。また、靴下に穴が空いていないかも要チェック。
②階段がめちゃくちゃ急
城は6階建で階段が多い!しかもかなりの急勾配で幅も狭く、足腰の弱い私は手すりを持たないとのぼれません。靴を入れた袋を持ち歩くため、カバンは両手が空くリュックや、ボディバッグなどがおすすめ。
③音声ガイドがあるとより楽しめる
城には、さまざまな仕掛けや見どころが満載。しかし、どれが何かを知らずに素通りしてしまってはもったいない!隅々まで楽しむためにも、余裕があれば入口で音声ガイドを借りるのがおすすめです。
☝桜や紅葉シーズンは観光客で賑わう(提供:姫路市)
ぶらぶら散歩は大通りから一本外れて
こっからが姫路の真骨頂!
姫路は私の大好物・レトロ商店街や路地などの昭和な風景が多いんです!
☝こちらは「二階町商店街」。見てほしいのはこれ☟
☝天井から吊られた看板!レトロなフォントやデザインがかっこいい
☝こちらは「西二階町商店街」。こちらもすごい
☝二階町商店街と何が違うか?アーケードが三角形なんです!!
☝こちらの看板もグッとくる
超個人的・映えスポットは昭和レトロな商店街。
「もっとキャラクターと一緒に撮れるようなフォトスポットないの?」という声が聞こえてきそうな予感。
なんと、あります!!!!!
☝ヤマサ蒲鉾のキャラクター「ヤマサのさっちゃん」フォトスポット。もう見えとるがな
姫路といえば「ヤマサ蒲鉾」。
大正5年創業の西日本トップクラスのかまぼこ企業です。かまぼこやちくわなどの練り物から、姫路を代表するB級グルメ「姫路おでん」まで、さまざまな商品を取り扱っています。美味しいんだよな〜。
西二階町商店街には、看板娘の「さっちゃん」と一緒に写真が撮れる「さっちゃんの家」があるんです。
☝隣あけてくれてありがとね
☝この家の中、プリクラ機とポケットティッシュなどのグッズ販売機があるんです
一緒に写真を撮って、さぁおいとましましょか〜というときに感じた視線。ゆっくり上を見ると…
☝ウォッ 上にもおったんかい
さよなら姫路、また今度!
純喫茶でモーニングをし、姫路城にのぼってお土産を物色。姫路名物「えきそば」を食べてからレトロ商店街を練り歩き、さっちゃんの家で記念撮影……と、1日かけて姫路を満喫。
B面観光を終えて「姫路の何が良かった〜?」と夫に聞いてみると、
「やっぱり姫路城かな。城しか覚えてない。」
………とりあえずは楽しかったようで、ひと安心。
ご興味を持たれた方はぜひ一度、姫路にお越しください。城しかないけどな。