


〈食の大切さ〉を学ぶ


『干したから…』は、世界のいろいろなドライフードを紹介する一冊。干すことによる食材の変化を知る科学的な視点と、先人の知恵と工夫に敬意を抱く文化的な側面をあわせ持った、奥深い絵本です。
一方の『食べているのは生きものだ』は、いろいろな国で食べ物がどのように調理され、食卓に上るかが紹介されています。家畜の羊を解体する様子や、ネズミやトカゲのような野生動物、幼虫の料理など、衝撃的な写真も満載ですが、世界の食文化をかいま見るとともに、「食べる=命をいただく」という〈食の原点〉を考えさせられる、とても貴重な一冊です。
子どもにも大人にも見ごたえ&読みごたえがあるので、機会があればぜひ手にとってみてください。
『干したから…』1540円/森枝卓士/フレーベル館
『食べているのは生きものだ』1430円/森枝卓士/福音館書店
取材協力/冨田直子(ウィルウィンド) 文/編集部R
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https://www.un.org/sustainabledevelopment/
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あるゴールをめざすときには、別のゴールに反する場合がありますが、まずは一歩を踏み出すことを優先事項と考えます。

