フランスのバゲットに、アメリカのベーグル。おやつには日本のあんパンを食べて、カレーのお供にはインドのナン……。日本にいながらにして、世界各国のおいしい料理が食べられる機会も増えましたが、世界中にはさまざまな種類のパンがあって、味わいもいろいろ。目にもおいしいワールドワイドなパンをご紹介しちゃいます♪
シンプルなおいしさ、「イギリス食パン」とフランスの「バゲット」
もはや定番のパンのひとつにもなっているのが、イギリスの「イギリス食パン」。日本の食パンはふたをして焼くのに対し、イギリス食パンはふたをしないので上部がふんわり、山形にふくらみます。
フランスの「バゲット」は「杖」という意味。パン屋さんで見かける「バタール」や「ブール」も、じつは同じ生地から作られます。小麦粉、酵母、塩、水だけで作るシンプルな味わいは、食べ飽きることがありませんね。
タピオカ粉で作る「ポンデケージョ」
ピンポン玉のような小さな丸いパンは、ブラジルの「ポンデケージョ」。タピオカドリンクのタピオカと同じタピオカ粉を使っているので、さくさく&ぷにゅっとした食感になるんです。ポルトガル語で「チーズのパン」という意味で、ブラジルのチーズの名産地、ミナスジェライス州というところで生まれ、家庭でよく焼かれているパンです。
タピオカ粉は白玉粉でも代用できるので、気になったらぜひ作ってみて。
手軽に作れるポンデケージョのレシピはコチラ
アフリカの揚げパン「マンダジ」

ケニアやタンザニアで親しまれている揚げパンは、「マンダジ」といい、小麦粉に砂糖や水、牛乳、オイルなどを加え、三角形に切って揚げます。うーん、おいしそう♪
おいしい空想旅行、お楽しみいただけましたでしょうか? 日本で買うことができたら、その国のことを想像しながら食べてみたいですね。パン屋さんに行ったら、ほかにも、外国のパンを探してみてくださいね。