おいしいものが大好きなイラストレーター・漫画家の山森めぐみです。
この連載では、私の子ども時代の思い出の味や、2人の子どもたちがお気に入りの料理など、〈こども飯〉というテーマで漫画エッセイをお届けしています。
今回は、小学6年生のときに食べた〈ごほうび飯〉についてです。










今も実家方面に帰ると、つい寄ってしまうこちらのお店。メニュー表の中身も、ほぼエビフライづくし。どのテーブルも、お皿が運ばれる度にみんなパッと笑顔になっていくさまを見ると、やっぱり大きなエビフライって特別なんだなと思います。こちらのお店はエビフライだけじゃなく、お味噌汁も麦味噌でしみじみ美味しいんです。
プールが苦手なうちの小1の娘も、大のエビ好き。ひとりでこのエビフライ定食を完食してみたい!とリクエストされてます。まだまだ小さいから無理そうだけど、完食出来るのはさていつになるかなあ。「エビで鯛を釣る」ではないですが、娘もこれを餌に泳ぐのがちょっと好きになってくれたりしないかなあ~なんて思ったりしてます。

山森めぐみ(やまもり・めぐみ)
食べることが大好きな、イラストレーター・漫画家。シズル感あふれる料理イラストともに家族との日常をつづったブログやInstagramが人気。著書に食の漫画エッセイ『いつだってごはんのこと。』(宝島社)がある。また霊感が強く、実体験をもとにしたホラー漫画『憑きそい』(扶桑社)がFODでドラマ化された。